「プーと大人になった僕」(Christopher Robin)

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ゲーセンではUFOキャッチャーをよくやります。

あと音ゲーとか。

 

どうも、クロです。

 

 

9月14日公開の実写版くまのプーさんを見てきました。

日本語タイトルは「プーと大人になった僕」

ちなみに見たのは字幕版です。

 

くまのプーさんって、ものすごく好き!!!

ってわけでもなかったんですけど、なんか終始涙が止まりませんでした。

 

 

でも多分、その理由は自分も10年以上大切にしているテディベアがいるからかもしれません。

いまだにベッドの上とか、ソファの上とかにいたりします。

(りんごが好物でしかもよく喋ります(CVクロで))

 

ここから先はネタバレも込みになってくるので、ご注意ください!

 

 

 

話の流れとしては、

大人になったクリストファーロビン(主人公)が何十年ぶりにプーさんと再会する、というのが主軸なんだけど、

 

もうとにかくプーさんの言葉が刺さるんです。

これ人間が言うと強すぎるんだけど、プーさんが言うとまっすぐ受け取れるって言うのかな。

 

「幸せ」ってなんだろう?とか

「いつから自分は自分じゃなくなってたんだろう?」とか

「本当に大切で守りたいものはなんだろう?」とか

 

色々なことを考えちゃいます。

 

映画の中でも大切にされている言葉の一つに

「最高の何かは「何もしない」から生まれる」

って言葉があるんですけど、

 

今の私たちが「何もしない」ことの難しさ。

 

その対極にある、会社の上司からの

「何もしない」からは「何も生まれない」

君は、沈みかけた船から「何もせず沈んでいくのか」それとも「何かをして生き残るのか」

 

この言葉に、現在って表されてるのでしょうか。

みんな何かと戦って、生き残ろうとしているように思えますよね。

 

「何かする」その行動から「何かは生まれる」

それは間違ってないと思います。

 

けど、

「何もしない」って「何もしてない」訳ではないと思うんですよね。

 

うまく言葉では言えないのだけど、

「何もしない」って忙しい

ってエンドロールの曲があるんですけど、それも一里あるなって。

 

「何かしてるようで何もしてない」より、

「何もしてないようで、何かしてる」方が私はいいなって思います。

 

 

この映画の脚本的コンセプトはここかと思うのだけど、

他にもたくさん語りたいとこはあるのです。

 

普段のブログならここで終わってるけど、

書き足りないので、気がすむまで書きます。笑

 

 

まず、語りたいこと①

主演のユアン・マクレガーについて。

 

個人的に好きな俳優さんで、主役やられてる作品が自分の好みの素敵な作品ばかりなので、今回鑑賞の1番のきっかけになった部分だったりします。

 

プーさんと再会するまでの、悪い意味で大人になってしまった僕

仕事が第一で、常に先の未来のことを考えてる人。

(将来いい仕事つく為に、いい生活を送る為に、’現在’を犠牲にする人)

 

プーと再会して、100エーカーの森まで送り届ける時のクリストファー・ロビン

会社の部署の存続がかかった仕事の最中でピリピリしているロビンと、

久々の再会が嬉しくって「君は君のままだよ」というプーさん

 

100エーカーの森に着き、まだあったんだ。と昔を懐かしみつつも仕事のことが頭から離れないクリストファー

頭の回転が遅いプーに対してイライラして怒ってしまい、

またプーの方も「僕、友達やめてもいいよ」と申し出ます。

(ここのシーンが個人的に一番ぐさっときました)

 

はぐれたプーを探す、昔のロビンに戻ってきたクリストファー

人が生き生きした姿だ!って思いました。

 

「あなたの笑顔、何十年も見てないわ」

という奥さんのセリフで、ここの笑顔が感慨深くなりますね。

 

そして、全てが解決して家族で100エーカーの森にいく姿。

本当に大切なものを見つけ、幸せな家庭を取り戻し、昔の仲間ともまた昔のように仲良く楽しい時間を過ごせる。

 

もうね、ユアンはどのシーンも、目で語るんですよ。

息にもならないような感情を目で語るんです。

 

 

語りたいこと②

プーさんたちぬいぐるみ

 

 

このアニメーションとも違うぬいぐるみのタッチ。

でもここで大事なのは、そこではないんです。

 

もちろん見た目も所作も、考え方も可愛いのですけど、

それ以上に私がすごいなって思うのは、

ぬいぐるみだってこと。

 

つまりぬいぐるみだから、過度に表情が変わったり口が動いたりしないんです。

 

ぬいぐるみの顔は変わらないのに、

喜んでいるように見えたり、悲しんでいるように見えたり、

今こんなことを考えてるのかなって思わせたり…

 

ぬいぐるみ、って見てる人によって受け取れるものが違うんでしょうね。

 

その受け取り方の一つをユアンは、クリストファー・ロビンとして演じていたわけで。

 

極端に悲しそうな顔されたり、悲しそうな声で言われるよりも、

淡々といつもと同じ顔で、悲しいこと言われる方が、

よっぽど応えるように私は思いました。

 

プーさんは基本的に喋るのは遅いのだけど、

その遅いって部分が気になるようなことはなく、全体的にテンポ感もいいのが演出の見せ所だなとも思ったり。

 

 

そして最後、語りたいこと③

作品の中での色使い。

 

この作品、全体的に色の話をすると、暗いです。

 

いわゆるディズニーって色鮮やかなものが多いのですけど、

この作品は、ほとんどのシーンが暗いです。

 

 

その理由はいくつかあると思うのですが、

・舞台であるロンドンは基本的に天気が悪い日が多い

・第二次世界大戦後の話なので時代背景的にも暗い印象

という、事実に基づいた部分と、

 

「この森は君がいる時は天気がいい気がする」みたいなプーのセリフがあって、

クリストファー・ロビンの心情が色の鮮やかさで描かれている。

と私は思います。

 

ただこの作品、

ラスト以外はクリストファーロビンの頭の中には仕事のことしかなく、

わりとずっと暗かったりします。

 

ただその中でも、プーさんが欲しがる赤い風船は鮮やか。

「僕はこれがあると幸せになれるんだ」

ってセリフを表現するための演出なんでしょうね。

 

風船って本編でも出てきて、はちみつを取る為に使ったりもしてるので、

プーさんが風船が好きな理由ってその辺にもあるのでしょうけど、

 

「自分はこれがあったら幸せ」

って心の底から知ってる人は案外少ないような気がします。

 

プーさんは頭が弱いかもしれませんが、

大切なことがちゃんとわかってるんですよね。

 

 

生活するための仕事の仕方とか、テストで点を取るための知識も大事だけど、

ほんとに大切にしなきゃいけないことって、そう言うことじゃなくて、

もっと身近で、でも気づいたら忘れてたりして、

自分の心に素直になることってなんでこんなに難しいんですかね。

 

灯台元暗し、といいますか。

 

 

 

大切なことに気づくきっかけをもらえる映画だと思いました。

クリストファー・ロビンが大人になったように、

みんな大人になる過程で見失うものって絶対たくさんあると思うから。

 

 

 

いや、今回は語らせてもらいました。

まだ上映期間はしばらくあると思うので、気になった方はぜひ。

プーさんの言葉で心、溶かしてきてくださいな。

 

 

 

余談ですが、

私は冒頭の子供クリストファーとプーさん達のお別れ会で既に大号泣でした。

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“「プーと大人になった僕」(Christopher Robin)” への1件の返信

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